2018年1月5日金曜日

償還日前の個人向け国債の解約方法(ゆうちょ銀行VER)

Photo by ぱくたそ(https://www.pakutaso.com)

先日、ゆうちょ銀行にて、償還日前の個人向け国債を解約してきました。

需要があるかどうかは分かりませんが、簡単にまとめておきたいと思います。 

【必要な物】

1、国債等振替口座加入通帳

2、印鑑

3、身分証明書(私は不要でしたが……)

【個人向け国債の解約の流れ】

1、番号札を取って待ちます。

2、窓口に呼ばれます。

3、解約を申し出ると、買取請求書を渡されるので、記入・押印を行います。
 (私は特に何も言われませんでしたが、身分証明書の提示を求められる可能性があります。)

4、記入した買取請求書、国債等振替口座加入通帳を渡し、待機します。

5、窓口に呼ばれます。

6、簡単な説明を受け、国債等証券買取(中途換金)報告書(買取請求書の控え)、国債等振替口座加入通帳を受け取ります。

7、4営業日後、通常貯金の口座に振り込まれます。
 (中途換金取扱手数料として、直近2回分の利子及び経過利子が引かれた状態となります。)

まず、当然ですが、個人向け国債の解約は、窓口でしかできません。

ゆうちょ銀行以外の銀行だったとしても、ATM等では個人向け国債の解約はできないと思います。

ゆうちょ銀行の場合、土日祝日は窓口が開いていないので、会社員の方等は、半日有給休暇を取る等して、何とか時間を作るしかありません。

そこはゆうちょ銀行の不便なところですよね……。

償還日前に解約したい場合、最低1年間は経過していないと、解約することはできませんので、そこは注意ですかね。

買取請求書については、国債等振替口座加入通帳を見ながら記入すれば、特に難しいところはないかと思います。

個人向け国債の有難いところは、償還日前の解約であっても、基本的には元本が減ることはないんです。

あくまでも直近2回分の利子と、経過利子を引かれる程度で、大きなペナルティーはないんですよ。

そこについては、本当に良心的だなぁと思いますね。

利子を考えても、普通の銀行の定期預金よりは、間違いなくオススメできるかと思います。

人件費が掛からないネット銀行だと、個人向け国債よりも利子が多く付くことも、珍しくはないかも知れませんが。

因みに、今回、私がゆうちょ銀行で個人向け国債を解約した理由は、ズバリ、インデックスファンドへの投資のためです。

そもそも、長期に渡るインデックスファンドの積立投資というものは、言うまでもなく、長い目で見た場合、世界経済が成長してゆくことが大前提となる投資法なんです。

確かにファンドの基準価額は、高い時もあれば、低くなる時もありますが、それでも長い目で見た場合、基準価額は右肩上がりになることを信じての運用となります。 

であれば……ですよ、ファンドの基準価額が少しずつでも、確実に上昇してゆくのであれば、できるだけ早い段階で積立を行った方が、投資費用が安くて済む可能性が高いということになりますよね。

もちろん、長期的に見れば、基準価額がガクンと下がる場合もあるでしょうが、それは狙って、そうなるものではありませんし、その時まで待ち続けるのも辛いです。

何より、長期的に見てリターンを出す投資法だということは分かっているんですが、それでも早く、何らかの形で結果を出したいと思ってしまう私がいます。

大きなリターンじゃなくても構わないので、この投資法は決して間違ってはいないんだということの裏付けになるような、そんな結果が欲しいんですよ、結果が。

実際に今、インデックスファンドは、確かにリターンを出してくれています。

だったら、今やるべきことはと考えた時、個人向け国債に使っている、まとまったお金の運用方法を見直すべきだという結論に至った訳です。

個人向け国債の解約により、400万円程の余裕資金が生まれましたので、これを使って、インデックスファンドの口数を増やしたいと思います。

申し訳ないですが、個人向け国債に使っていた400万円程の資金は、かなり勿体なかったと思っています。

4桁にすら程遠い、それこそ雀の涙と言っても過言ではない利子をもらうのと、世界経済の成長と時間を味方に付けることで得られる大きなリターン、貴方はどちらを選びますか?

銀行の定期預金や、個人向け国債のように、元本が保証されていなければ絶対に嫌だ、1円でも損をしたくない……そういう人は意外といます。

私の親もそうですよ。

投資は危ないから、やめろとよく言われます。

でも、私は多少のリスクを背負ってでも、裕福な暮らしを手にしたい。

可能な限り、やりたいことをやれる環境を、この手に掴みたい。

そう考えるのは、いけないことですかね?

それと、よく調べもしないで、投資=リスクが高いとばかり言うのは、いささか乱暴な物言いだと思います。

確かにインデックスファンドは万能ではありません。

世界経済が落ち込めば、それに連動して、インデックスファンドの基準価額も下がります。

ですが、人間のより良い物を生み出そうという欲求は、本当に凄いものですよ。

今までの歴史を振り返ってみても良いと思いますが、世界経済は致命的なダメージを受けたとしても、いつだって、ものの数年で回復しているのですから。

世界経済というものは、ある種の生き物のようなものなのかも知れません。

それは同じ生き物である多くの人間達の、様々な思いの結晶であって、日々成長を続けてゆくものだから……。

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……と、最後はタイトルとは全く関係ない話になってしまいましたが、もし私のように、個人向け国債に使っているお金や時間が勿体ないと、少しでもそう感じるようになった方がいましたら、ご参考にして頂ければ幸いです。

元本保証でなければ、何が何でも嫌だと言う方は、それはそれで良いと思いますよ。 

ただの選択の違いですからね。

私はあと8年だの9年だの、少ない利子と引き換えに、大きなお金を自由に運用できないということが勿体なく感じた……それだけのことですからね。

そんな感じで、今後もインデックスファンドの運用結果は、記事にしてゆきたいと思っています。


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