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昨日、ヨドバシカメラでキーボードを購入した後、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」を観てきましたよ(多少なりともネタバレ有なので注意)。
これでも、過去のスター・ウォーズシリーズの映画は、全て制覇しています。
ぶっちゃけ、大部分の人は、何かしらスター・ウォーズを映画なり、「金曜ロードSHOW!」なりで、観ているんじゃないですかね。
何と言っても、世界中に大勢のファンがいるような作品ですし。
土曜日だったので、人気のある映画ですし、滅茶苦茶混んでいるだろうなと思っていたら、案外そうでもなく、逆にスカスカだったのは面白かったですね(笑)。
貸し切りかよ!……って、突っ込みたくなりました。
多分、皆、冬休みの時に観終えてしまっているのでしょう。
まあ、空いていて良いじゃないですか。
いつも通り、スター・ウォーズの上映前には、無駄に長い宣伝が……。
どれも迫力が凄くて、スター・ウォーズを観にきたはずなのに、他の映画も観たくなってしまう(笑)。
なかなかの商売上手と言えますでしょうか。
そして、やっと宣伝が全て終わったと思い、眼鏡を拭いて、ガチの視聴モードに入りましたが、そこで序盤で流れる、あのオープニング曲ですよ、あのオープニング曲!
タタタターーーンターン、タタタターーーンターン、タタタターーーンターン、タタタターーーン♪
音量が凄まじくて、耳がどうにかなってしまいそうなのに、あの半端ないワクテカ感……。
嗚呼、これがなければ、スター・ウォーズじゃない(笑)。
何度見ても、やっぱりあのオープニングがあってこそなんですよね。
思わず、一緒にメロディーを口ずさみたくなりますよ。
今回のエピソード8 最後のジェダイは、前作エピソード7「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の続編となり、スター・ウォーズシリーズ初の女性主人公レイが、かつての主人公で、ジェダイ・マスターである、ルークに出会ったところから始まります。
エピソード7は、丁度ここで終わってしまったんですよね。
良いところで止めやがる……と思ったファンは多いでしょう(笑)。
あまりに書きたいことが多過ぎるのですが、できるだけ絞って、述べてみたいと思います。
1、カイロ・レンとレイの共闘
もう、ここが一番好きっ!
エピソード7で剣を交えた、この二人が、あの最高指導者スノーク達、ファースト・オーダーを前に、共闘するんですよ。
レイがスノークに殺されそうになったところで、スノーク達を裏切り、レイを助けるカイロ・レン。
レイがカイロ・レンに、ずっと救いを求めていたこともあり、ここは本当に感動してしまいましたね。
スノークが真っ先に、あっさりと死んでしまったことだけは、もはやお笑いのレベルではあったのですが(笑)。
あんた、偉そうなことばかり言っていたのに(笑)。
ジェダイの象徴である、青色のライトセーバーを振り翳すレイと、シスの象徴である、赤色のライトセーバーを振り翳すカイロ・レン。
この二人がライトセーバーで、ファースト・オーダー達と激しく戦う姿が、もう堪らなくカッコ良いと思うんです。
どれだけ年を取っても、男はこういうシーンに憧れるんですよ。
私も年を重ねる毎に、身体の自由が利かなくなってきておりますが、それでも、レイやカイロ・レンみたいに、ライトセーバーで悪と戦いたいと、冗談抜きで思ってしまいます。
私がスター・ウォーズのファンである一番の理由が、このライトセーバーでの激しいバトル、アクションシーンが見たいということですからね。
もっともっと、俺の心を熱くさせてくれと、ずっとこのシーンを見ていたいんだと、そんな気持ちにさせられました(笑)。
尤も、残念なことに、カイロ・レンはレイの敵となってしまうのですが……。
2、レイアの宇宙遊泳
これは結構ネタにされているみたいですね(笑)。
レイアがフォースの使い手だということは知っていますが、気絶状態のまま、宇宙空間を遊泳し、奇跡の生還を果たすというのは、幾ら何でも凄過ぎますよね(笑)。
思わず笑ってしまった人もいるのではないでしょうか。
因みに、レイア関係では、レイアがルークと再会したシーンも感動しましたが、カイロ・レンがレイアが乗っているクルーザーに攻撃することを躊躇い、最後までボタンを押すことができなかったシーンも泣けました。
エピソード7で、悪に染まりきるため、父親であるハン・ソロを殺害したカイロ・レンの葛藤は、まだ続いているのだろうなと感じましたね。
そりゃあ、両親を殺すなんて、普通はできるはずもないのですから……。
3、レイの両親
ある意味では、本作で一番衝撃的なシーンだったのかも知れません(笑)。
多くのスター・ウォーズファンは、きっとレイの両親は、今まで出てきたキャラクターの内の誰かだろうと思っていたことでしょう。
少なくとも、ジェダイなり、シスなりの血筋だと予想しますよね。
そんなファンの人達に、カイロ・レンがあっさりと、酒代のためにレイを売った人間で、もう既に死んでいると告げるとは、誰も思いはしませんよね。
深読みしていたファン達は、さぞかしショックだったことでしょう(苦笑)。
でも、逆にこれはこれで、大正解だったんじゃないかなぁ。
だって、多くの人はレイの両親が誰なのかを楽しみにしていた訳で、実は何者でもありませんでしたよだなんてオチ、想像できる人の方が少ないと思いますよ。
これはやられた!……って思いますよね(笑)。
それと、今まではスカイウォーカーという一族が主人公で、物語の中心だった訳ですが、これでスカイウォーカーとは無縁の人物が主人公になった訳ですよ。
特別な血筋じゃなくても、頑張れば誰だって、きっとジェダイになれる。
そんな期待を持たせてくれたので、私はこれはこれでアリだと思います。
とは言っても、強いフォースを扱えるレイは、間違いなく、選ばれし者なんでしょうが。
努力でどうにかなるようなものでは……とは思いますが、恥ずかしながら、割とガチで私もジェダイになり、ライトセーバーで悪と戦いたいと思っているので、自分でもジェダイになれるんじゃないかという夢を持てたことは、素直に嬉しいです(笑)。
という訳で、私はこれからもレイを応援しますよ。
初のスター・ウォーズの女性主人公ですが、なかなか魅力的なキャラだと思います。
カイロ・レンも敵役ではありますが、あの赤いライトセーバーのフォルムのカッコ良さと、アクロバティックなアクション、迷いをいつまでも断ち切れずにいる弱さ、怪しげな雰囲気等も含めて、私の超お気に入りキャラですかね。
他にも、ポーの荒ぶり具合とか、ホルドとレイアの会話だとか、ローズがフィンを救ったところ(でも、個人的にはちょい恋愛の展開が早かったかなぁ……)等々、熱かったり、泣けたりするシーンがたくさんあったのですが、最後にこれだけは突っ込ませて。
カイロ・レンが闇堕ちしたのは、ルーク、あんたのせいだったんかい!!!!!
こりゃあ、ルーク役の人が怒った理由も分かりますわ。
あまりに酷い設定かなって思いますよ。
寝起きの状態で、尊敬していた師匠にライトセーバーで殺されそうになるとか、これはカイロ・レンに心から同情しますわ。
もしも彼から闇を感じたのであれば、師匠なんですから、それを正してあげれば良かったんじゃないですかね?
人は間違いを犯す生き物なんですから、そういう時は周りの人が助けてあげるべきですよ。
少なくとも、私が知っているルークは、こんなことをするジェダイではありませんでした。
悪いけど、別人だとしか思えない……。
まあ、それでも不思議なことに、最後のルークとカイロ・レンの一騎討ちには、やはり激しい興奮と感動を覚えた訳ですが(笑)。
恐らく、ルーク本人が言っていた通り、今後もヨーダやオビ=ワン達のように、時々彼等の前に現れるのでしょうし、彼が逝ってしまったことについては、そこまでの悲しさはありませんでしたね。
それよりもむしろ、足を組んで、宙に浮くルークの姿に、某尊師を重ねてしまい、本来は感動的なシーンであるはずのところで、思わず笑いそうになったくらいです(笑)。
総評しますと、確かに残念な部分もなかったとは言えなくもないのですが、やっぱり今回のスター・ウォーズも最高でした。
休む暇もなく、スクリーンに穴が空いてしまうくらい、この目に焼き付けさせてもらいました。
もうレイア役の人はこの世にいないのだと思うと、悲しくなってしまうのですが、きっとこれから先のスター・ウォーズも、彼女の意志を受け継ぎ、もっともっと面白くなってゆくのだと思います。
レイアがいてこその、スター・ウォーズですからね!
エピソード9も、スピンオフも、ずっと楽しみにしています。
次も私を心から満足させてくれることを祈ってます。
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