どーも!
テラリン(Fate/EXTELLA LINK)にハマっている、信託騎士団長のシン・タックで御座います。
さて、タイトル通りではありますが、PS Vitaのゲームの動画を録りたいと思っている人は多いかと思います。
かく言う私も、ゲームをするならプレイ動画を録る……というのが習慣になっています。
基本、花騎士もいつだって、Bandicamによる録画をしてますねぇ。
ところが、PS Vitaのゲームを録画するのって、これがまた結構複雑なんですよね(苦笑)。
一筋縄ではいかない場合も多々あるかと思います。
そんな訳で、実際に私がテラリンのプレイ動画を録ることができた方法を……いや、現在進行形で録ることができている方法を、同じくテラリンのプレイ動画を録ってみたいと思っている貴方に、お伝えできたら良いなと思っております。
まず、大雑把に主役級の必要なものをご紹介。
これ以外に当然、PCは必要になりますし、それとは別にモニタやHDMIケーブルの用意も必要ですが、ご了承下さい。
【必要なものその①:PlayStation Vita TV】
まず、PS Vitaのゲームを手軽に録画したいのなら、このVita TVが必要になります。
Vita TVは簡単に言えば、携帯ゲーム機であるPS Vitaのゲームを、テレビやPCに接続して遊ぶことができるというもので、PS Vitaのゲームを大画面で遊べる、家庭用ゲーム機みたいなものです。
国内では既に生産終了している商品なのですが、今の時代は有難いことに、ネット通販なるものがありますので、AmazonさんからVita TVの並行輸入品を購入することができるのです(笑)。
今でも国内で生産終了したVita TVを購入することもできなくはありませんが、お値段がかなり変わってきてしまいますので、個人的には並行輸入品の方をオススメ致します。
並行輸入品とは言っても、そんなに大きな違いはないのですが、これだけはちょっと注意点として挙げておきます。
それは、メニュー画面では、コントローラーの○ボタンと×ボタンの効果が逆になるということです。
テラリンを起動させてしまえば、通常通りで○ボタンが決定、×ボタンがキャンセルといった形になるのですが、それまでは×ボタンが決定、○ボタンがキャンセルになるので、割と今でも混乱します(笑)。
慣れれば問題ないとは思いますけどね。
それと、大前提として、全てのPS Vitaのゲームを、Vita TVで遊べる訳ではありません。
遊びたいソフトがVita TVに対応しているかどうかは、ソニーのホームページで確認する必要があります。
テラリンに関して言えば、特にプレイに支障はありません。
【必要なものその②:ワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK®4)】
当然と言えば当然ですが、Vita TV本体だけあっても、操作ができなければ話になりませんから、Vita TVに対応しているコントローラーが必要になります。
Vita TVにはコントローラーは付属されていないので、別途購入する必要があります。
Amazonさんでは色々なコントローラーを買うことができますが、私はソニー純正のワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK®4)を強くオススメします。
確かに値は張りますよ。
もっともっと安いワイヤレスコントローラーは、ゴロゴロありますからね。
ですが、そういった安くて、一見魅力的なコントローラーというものは、プレイ中、いきなりボタンが効かなくなったりすることもあるのです。
テラリンをプレイしている最中、どれだけイライラさせられたことか……。
新品で買っても、このザマですよ(苦笑)。
良いところまでいっていて、急にコントローラーが誤作動し始めて、悔しい思いをしても構わないというのでしたら、どうぞ安いコントローラーをお買い求め下さい(笑)。
まあ、何も起こらずにステージをクリアできることもありますからね。
3時間もプレイし続けていれば、必ずと言って良いほど、急にボタンが効かなくなりますけどね(怒)。
あくまで私が最初に購入したコントローラーが不良品だっただけかも知れませんけど。
ただ、やっぱり集中している時にこんなことが頻繁に起こったら、凄く悔しいと思いますから、これから購入を検討している人には、できればちゃんとしたものを買ってほしいと思います。
あんなムカツク思いをするのは、私だけで十分ですよ……本当に……。
因みに、ワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK®4)を使ってからは、ただの一度も不具合が起こったことはありません。
充電機能に関しても、非常に優秀だとしか言いようがありません。
【必要なものその③:AVT-C875】
これがいわゆるキャプチャーボードってやつですね。
このキャプチャーボードがあれば、テラリンの録画ができるという訳です。
ところが、PS Vitaのゲームの場合、これさえあれば録画ができるという訳ではないのです。
ゲーム機によっては、ここまでご紹介してきたものだけでも事足りるでしょうが、PS Vitaのゲームであれば、次にご紹介するスプリッターが必要になります。
因みに、このキャプチャーボードは比較的安めであるため、ここでご紹介させて頂きましたが、後継機種等、もっと良い性能のキャプチャーボードを用意できるのであれば、その方が本当は良いでしょう。
ただ、PCと接続すると、本体の円形の部分が青く光って、凄く近未来的でカッコ良いですよ(笑)。
今となっては古い商品ですが、性能的にも十分に使えると思います。
何より安い!!!(爆)
【必要なものその④:KanaaN HDMIスプリッター】
PS Vitaのゲームの録画の際、重要になってくるのが、こちらのスプリッターです。
Vita TVやPS3の場合、HDMI出力する映像には、HDCPというものが含まれていて、キャプチャーボードがHDCPに対応していなければ、PCに映像を出力することができない仕組みになっているのです。
このコピーガードを解除するために、このスプリッターをVita TVとキャプチャーボードの間に噛ませます。
コピーガードされているデジタルコンテンツを録画したら、違法なのではないかという疑問もあるのでしょうが、それ自体は特に問題ありません。
尤も、録画した動画をニコ動やようつべ等にアップする気でいるのなら、法に抵触しないかどうかをチェックする必要はありますけどね。
因みに、HDCPはHDMIケーブルを使って出力する場合に障害になるものであって、そもそもHDMIケーブルではない、別のケーブルで出力するのであれば、画質等は落ちるでしょうが、こんなコピーガード対策等、検討する必要すらないです(笑)。
また、このスプリッターには、もう一つの役目があります。
それは、ラグ(遅延)対策として、ゲームプレイ用のモニタに信号を送るという役目です。
キャプチャーボードを通す以上、少なからずラグというものは発生します。
中にはラグを限界近くまで発生させない高性能なキャプチャーボードもあるのでしょうが、今回使うAVT-C875は決して高価な商品ではないので、結構なラグが発生してしまいます。
例えば、テラリンで×ボタンを押して、マスターなりサーヴァントなりをジャンプさせようとした場合、通常であれば、即キャラクターがジャンプしてくれますが、AVT-C875を通した先のPCのモニタの画面(AVT-C875付属RECentral使用)を見ていると、キャラクターがジャンプするまでにどうしても時間が掛かってしまいます。
ステージで敵に攻撃する場合等も同様です。
これでは、とてもじゃないですけど、思った通りのプレイは難しくなります。
なので、キャプチャーボードとの接続とは別に、スプリッターからHDMIケーブルでゲームプレイ用のモニタへと繋げ、リアルタイムの映像を見ながら、ゲームをプレイするという訳ですね。
まあ、AVT-C875には表示遅延なしのパススルー出力という機能があり、スプリッターがなくとも、全く同様のリアルタイム表示が可能ですが、別のキャプチャーボードでパススルー出力がないものを使う必要がある時には、スプリッターは便利だと思いますので、覚えておくと良いかも知れません。
さて、結構長くなってしまいましたが、接続図としてはこんなイメージです。
繰り返しますが、Vita TVの映像をHDMIケーブルで出力しようとするならば、HDCPというコピーガードがネックになりますので、解除が可能なスプリッターを使って、キャプチャーボードとゲームプレイ用のモニタへ、それぞれ信号を送ります。
PCに接続しているモニタが使えないのは、キャプチャーボードを通している以上、少なからずラグが発生してしまうからで、リアルタイムの映像を見ながらプレイしたいのであれば、ゲームプレイ用のモニタが必須となります。
但し、高性能なキャプチャーボードであれば、0に近いラグの発生に止まらせることは可能であるため、あくまでもプレイしていて気にならないレベルであれば……ということにはなってしまうのでしょうが、PC側のモニタを見ながらのプレイも可能です。
AVT-C875はキャプチャーボード単体での録画もできますが、実は付属ソフトのRECentralの画面に映像を表示させることができるので、キャプチャーボード単体での録画に拘らずとも、そのPC側のモニタに表示されているRECentralの画面の映像自体を、例えばBandicam等のキャプチャーソフトで録画する……という方法を取ることもできたりします。
自分で書いていて、メッチャ分かり辛い文章(爆)。
過去に痛い思いはたくさんさせられましたが、私はBandicam信者になりますので、RECentralの画面に表示させたテラリンの映像(PC側なのでラグ有ですが)をBandicamで録画しながら、プレイ中はゲームプレイ用の別モニタを見て、テラリンを遊んでいるという訳ですね。
色々と分かり辛い内容になってしまったかも知れませんが、要はこの方法ならば実績があるので、録画したくても上手くいかずに困っているという人には、少しは参考になるかも知れませんという話でした。
自分でテラリンの神プレーを録れたとしたら、それって素敵なことじゃありません?
テラリンに限らずの内容でしたが、再度忠告しておきますと、このVita TVを使った録画方法である限り、対応していないゲームも多々ありますので、まずは必ず自分のやりたいゲームがVita TVに対応しているかどうか、それを調べることが重要です。
それでは……良きPS Vitaゲー録画ライフを!
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