一時期はSBI証券だけで-200万円近くのトータルリターンになって、流石の私も顔が真っ青になってしまいました(苦笑)。
そんなこの世の終わりのような状態であっても、心を強く持ち、自分の信じたファンドを保有し続けることで、必ずやプラスに転じてくれるものだと信じています。
まだ米中貿易摩擦は解決せず、世界経済の成長は減速する見込みであるとも言われていますが、そんな時だからこそ、S＆P500の基準価額の推移のグラフを見て、心を落ち着かせる必要があります。
別に何もS＆P500に限った話じゃないんです。
国内株式指標のTOPIXやら日経平均株価やらはイマイチと言わざるを得ませんが、S＆P500じゃなければ、NYダウでも構いませんし、MSCIコクサイ・インデックスに連動するインデックスファンドの基準価額でも何でも良いです。
不安になった時こそ、インデックスファンドの基準価額の推移のグラフを見て、経済は成長する生き物であると再認識することが大事ですよ。
12月の終わりから1月の始まり付近に掛けては、ハッキリ言って、有り得ないほどのボーナスタイムだったと思います。
ですが、そんな時こそ、投資に回せるお金がないもので……(苦笑)。
その時期に投資信託を買い始めた人は、これから本来あるべき価値、正当な基準価額に戻った時、かなり美味しい思いができちゃいますね。
つみたてNISAは2018年に始まったので、去年からドルコスト平均法で積み立て始めた多くの人は、ちょっと辛い船出になったかも知れませんよね。
でも、ドルコスト平均法の良いところは、そういう基準価額が下がった時に、より多くの口数を増やすことができるってことですから、大船に乗った気でいて良いと私は思いますよ。
ぶっちゃけた話、積み立てている間は、基準価額は低いままで良いんです。
いや、口数を効率良く増やせるのだから、むしろその方が良いと思うほどです(笑)。
将来お金が必要になったその時に、買い付けてきた金額よりも基準価額が上回っていてくれれば、損をすることはない訳ですから。
尤も、積み立てている間、トータルリターンがマイナス続きだと、精神的に辛いのが人間というものですから、やっぱり精神衛生上、できれば少しはプラスになっていてくれると嬉しいですけどね。
ちょっとそれは、都合が良過ぎるかなぁ(笑)。
【SBI証券】
ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 先進国株式インデックス、ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）、楽天・全米株式インデックス・ファンド等が調子を取り戻してきてくれたことで、-200万円近くの酷い状態だったトータルリターンが、ついにここまで回復してくれました。
S＆P500に連動するｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）は、設定されてから日は浅いものの、かなりの優良ファンドであることは間違いないかと思います。
何しろS＆P500の成長率は、日本のTOPIX、日経平均株価と比較すると、とても信じられないものになっていますからね。
確かに米国企業への一点集中投資ということにはなりますが、その中の多くの大企業は米国だけに留まらず、世界中で名前が知られているような会社になります。
そう考えると、米国以外を含むMSCIコクサイ・インデックスに連動するインデックスファンドも、S＆P500に連動するインデックスファンドも、そんなに大きな違いはないとも考えられます。
実際にMSCIコクサイ・インデックスの構成要素の多くは、米国企業になるので、もう誤差のようなものかも知れません。
将来的に米国が廃れていく可能性が高く、一点集中投資が怖いという考えの方でもなければ、アクティブファンドに勝利し続けてきたS＆P500に連動するインデックスファンドを買い続ければ、まぁ間違いはないと思います。
【セゾン投信】
グロバラがやはり強い(笑)。
私は常に株式メインのハイリスク・ハイリターン投資をし続けているが、債券が含まれたバランスファンドの強さというものを、時々感じざるを得ない。
達人のリターンが悪いが、これはあまり良くないタイミングでスポット購入をしてしまった結果によるもの。
きちんとドルコスト平均法に基づいて、堅実に積み立てを行っていれば、きっとこんな結果にはならなかったんだよなぁ……。
【レオス・キャピタルワークス】
大人気のひふみも、流石に最近は調子が悪い。
と言うか、SBI証券の方でもそうなんだが、国内株式が足を引っ張り過ぎ。
レオスは最近は海外企業もひふみに組み込むようにしているけれど、それでも国内企業が未だに中心だ。
だから、今は本当に苦しい時だと思う。
更に俺はひふみもあまり良くないタイミングでスポット購入しているから、この酷過ぎるリターンは受け入れるしかない事実(苦笑)。
ひふみの積み立てはやめるつもりはないけれど、メインはやっぱり先進国株式とかS＆P500にしようって結論にはなりますよね。
……そんな感じで、まだまだ悲惨な状態ではありますが、メインのｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 先進国株式インデックスの基準価額が取得単価を上回り始めてくれれば、あっと言う間にトータルリターンはプラスに転じてくれそうです。
今はその時を信じて、耐え凌ぐだけですよね。
早く精神的に楽な毎日を過ごしたい……。
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