2018年3月18日日曜日

つみたてNISAで、これだけは知っておいてもらいたい!!!


Photo by 写真AC(https://www.photo-ac.com)

どうもー!

投資信託団長、シン・タックで御座います!

最近、食レポやら花騎士やら、何でもアリの変な、よろずブログになりつつありますが(笑)、一応この「たそがれだれそれ」ってブログは、資産形成をメインテーマとしたブログになりますので、

「投資に興味があるけど、何をしたら良いのか分からない!」

ですとか、

「どんな銘柄を購入すれば、資産を安全に増やせるのかが知りたい!」

ですとか、

「偉そうなことばかり言いやがって、お前の資産運用の実績を見せてみろ!」

ですとか、そういった声に、できる限りで、お応えしてゆくことこそが、私の使命だと思っているんですよね(笑)。

若かりし頃に背負った多額の借金を返済し終え、私も今から資産形成しなければと叫び始めたのが去年の話。

ですから、所詮は素人の浅知恵にしかならないのかも知れませんが、皆さんと一緒に資産形成の方法について勉強してゆき、老若男女に関わらず、一人でも多くの努力を続ける人達に、きっとプラスになるような話題を、今後も、ご提供できたらと考えております。

セゾン号の中野社長ではありませんが、是非とも、ご一緒に進んで参りましょう!

……で、本日は、つみたてNISAに関しまして、誤解されている方が多いと思われる部分について、今一度、理解を深めて頂きたく、お伝えしたいと思った次第です。

さて、つみたてNISAは今年の1月から始まったばかりの新制度で、詳細についてはネットで検索をして頂きたいと思うのですが、要は2018年~2037年の20年間に、毎年40万円の投資枠が設定され、各年度の枠で購入した投資信託は、何と20年間、非課税で運用ができるというものになります。

NISAとは別物なんですよね。

2014年に始まったNISAも、NISA口座で発生した利益は非課税になるという制度なのですが、こちらは非課税期間が5年間と短めで、長期投資に適した制度であるとは言えませんでした。

まあ、こちらはこちらで、つみたてNISAにはない、大きなメリットがあるんですけどね。

いずれにしても、つみたてNISAは、国民に長期投資を推奨したいと考えている、国や金融庁の強い思いが込められた、国民のための投資非課税制度ということになる訳です。

……で、ちょっとネットで検索すれば、非常に分かりやすく、詳細に、つみたてNISAを解説して下さっているサイトのページが多々あるのですが、意外と分かり辛いと言いますか、ここは皆さんに補足しておいた方が良いだろうと思ったポイントが、一点あると感じましたので、お伝えしておきたいと思いました。

それは、非課税期間とされている20年間で、積み立てた銘柄を利益確定させなければ、非課税の恩恵を受けることができない……という訳ではないということです(笑)。

これは何を言っているのか、ちょっと良く分かりませんよね?

例えば、2018年に私がシン・タックファンドを40万円分、積み立てたとします。

で、年々そのシン・タックファンドの基準価額が値上がりし、2037年の時点で50万円になっていたとします。

この場合、40万円が50万円になったのですから、10万円の利益が出ていますよね。

ですが、2037年で非課税期間が終わってしまいますから、2038年になる前に売らなければ、この10万円の利益に税金が掛かってしまい、つみたてNISAで運用してきた意味がなくなってしまう……。

もしくは、2035年の時点で、基準価額が大幅に上がっていて、2037年には基準価額が下がりそうだと予想ができた場合(これは難しいですけどね(爆))、今すぐ売らなければ、損をしてしまいそうだ……。

このような悩みが出てくるのではないかと思った貴方、このページを見ていることで、ちょっとだけ得をしましたよ(笑)。

はい、実はですね……。

20年間の非課税期間の終了のときにどうすればいい? 

Q22:つみたてNISA勘定で非課税期間(20年間)が終了すると、口座内で保有している金融商品はどうなりますか?

(1)非課税期間20年間が終わると、つみたてNISA勘定のETFや株式投資信託は、特定口座や一般口座などの課税口座に非課税期間終了時の時価で払い出されることとなり、つみたてNISA勘定で保有していた間の値上がり分には課税されません。

金融庁ホームページより引用。

……とありますように、非課税期間20年が終われば、つみたてNISAで運用していた投資信託は、課税口座に非課税期間終了時の時価で移行されることになります。

さて、また少し分かり辛いかも知れませんので、簡単に補足を。

先の例で考えて、2018年に購入した40万円のシン・タックファンドが、2037年で50万円になり、そのまま2038年を迎えてしまいました。

すると、非課税期間が終わってしまった、50万円のシン・タックファンドは、強制的に課税口座の方に移行されてしまいます。

「あああああアアアアアぁぁぁぁぁァァァァァーーーーー!!!!!」

「やって……、やってしまったあああああアアアアアぁぁぁぁぁァァァァァ……………。」

……と、貴方は落胆してしまうかも知れません(笑)。

でも、実は、そこまで気に病む必要なんてないんですよ。

大丈夫、しっかりと非課税の効果は出ていますから。

その証拠に……。

「あれ……? おかしいぞ? 2018年に40万円で購入したはずのシン・タックファンドが、何故か2037年時点の50万円のままになっているぞ?」

そうなんですねぇ。

ここはしっかりと金融庁は考えてくれている訳ですよ。

当たり前ですが、投資信託というのは、長期保有が基本です。

であれば、定められた20年間で売りたいと思う人ばかりではなく、まだまだ投資を続けたいし、保有し、運用していたいと思う人の方が多いかも知れませんよね。

なので、そういう人達が引き続き投資信託を保有し続け、運用できるよう、非課税口座から課税口座に移行される際には、非課税期間終了時の時価で投資信託は払い出され、しっかりと非課税の恩恵を受けることができる訳ですね。

投資信託の売り時ってのは難しいですし、別に売りたくもない時に売らなければ、損してしまうというのは割と酷な話ですから、こうしてくれるのは有難いと思いますよね。

意外と、このことを知らない方が多いように思ったので、何とか一人でも多くの人に知ってもらって、つみたてNISAは別に20年間で売らないと損をしてしまうというような、面倒な制度ではないのだと、私はそう伝えたかった訳です。

こう考えてみると、売り時に気を使わずに、運用中の非課税効果も受けることができて、凄くお得な制度なのだと、分かってもらえると思うんですよね。

因みに、先の非課税期間終了時の時価で払い出されるという話についてなのですが、逆パターンも考えられると言えば、確かに考えられます。

要は2018年に購入した40万円のシン・タックファンドが、2037年に30万円まで下がってしまったとして、2038年に非課税期間終了時の時価で課税口座に移管されてしまった場合の話です。

本来は40万円で購入したものなのに、30万円がベースになってしまいますから、運用を続けて40万円に戻ったとしても、差額の10万円は課税の対象とされてしまうので、何か凄く悔しい気持ちになりそうですよね(笑)。

ですが、私の予想ではなのですが、その心配は不要だと思っています。

何故ならば、ただでさえ金融庁お墨付きの優良ファンドしか選べないようになっているのに、20年もの長期間、運用して、20年前の基準価額を割り込むなんてこと、考えられますかね?

インデックスファンドを例に出せば、そりゃあ確かに基準価額がぐっと下がる年もありますが、長い目で見れば、ずっと右肩上がりのグラフになります。

まあ、今は想像できない金融危機が起こっていたり、相当ダメなファンドでもない限り、普通に考えれば、まず20年前の基準価額未満になるなんてことはないと思いますよ。

とにかく、私が言いたいことは……。

つみたてNISAは確実にやるべき!

……ということに尽きます(笑)。

本記事の内容で、少しでも皆様の、つみたてNISAに関しての不安を取り除けたら、幸いだと思っております。

つみたてNISA……やらないか?

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