さて、皆様、冬休みにつきましては、いかがお過ごしでしょうか。
私は久々なのですが、とあるフリーゲームにドハマりしておりました(笑)。
合計プレイ時間は何と24時間を超え、結構ガチで遊び尽してしまった感が残りました。
あとはニコ生で放送されていた、フェイトステイナイトアンリミテッドブレイドワークスの全26話一挙放送を見たりとか……。
勿論、この老体ではとても持ちませんから、タイムシフト視聴で数回に分けましたけどね(苦笑)。
年を取るとね、一年は本当に短く感じるものなのさ。
思い返せば、去年は瞬く間に過ぎ去ってしまったものだと、しみじみ感じますね。
こうやって、俺もどんどん無駄に年を重ねてゆくのか……。
何も成し遂げることもできずに……。
そんな感じの、おっさんぽくない趣味ばかり持つ、風変わりなおっさんにとっての、ゆるりとした冬休みでした(笑)。
さてさて、突然ですが、貴方はサークルDoorの『ルインハンターライチ』とか、『扉の伝説~風のつばさ~』って知ってますかね。
私は知ってます。
って言うか、俺が心から認めたフリゲの二大RPGの一つが、このサークルDoorの扉の伝説~風のつばさ~なんだから。
因みに、もう一つは、サークルゴリッチュの『B.B.ライダー』ね。
この二つのフリゲRPGは、今でも俺の青春なんだよ。
いやいや、トビデンやB.B.に出会った時、既に棺桶に片足突っ込む年齢だっただろってツッコミはナシの方向で(苦笑)。
青春に年齢は関係ねえ。
望めばいつだって、俺達は青春を始められるんだぜぇぇぇぇぇえええええ!!!!!(マジか!?)
……という訳で、私が待ちに待って待ち続けた、サークルDoorの『扉の伝説~大地の唄~』の最新体験版が公開されましたので、今回は思う存分に紹介させて頂きたいと思います!!!!!
思えば、ルインハンターライチ(RPGツクール2000製)、扉の伝説~風のつばさ~(RPGツクール2000製)とプレイしてきて、あまりにも壮大な世界観に魅入られた私は、完全にサークルDoorの狂信者となってしまいました。
特に扉の伝説~風のつばさ~は、社会人が本気でやり込むのなら、普通に一ヶ月以上、見なければならないほどの作り込みで、よくこれだけのボリュームの大作RPGを、構想含めて5年ほどで完成させたなと、驚愕したことを今でも思い出します。
ここでは諸事情により、深く語ることはできませんが、『笑顔』という恋愛ノベルゲーもありましたね。
サークルDoorと言えば長編RPGですけれど、そのRPGの中にある幾つもの物語が、そのRPGをノベルゲーの集合体であると言っても差し支えないものにしているほどに、ノベルゲー要素が満載なんですよね。
個人的にはサークルDoorの年齢制限有の恋愛ノベルゲーをまたやりたいのだと、淡い期待を抱いておりますが(笑)、このままでは話が進まなくなってしまうので、それは置いておいて……。
大地の唄については、もう何年も前に制作中と発表され、今まで体験版も数回、出てはいたのですが、完成までは至ってなく、途中で制作ツールもツクールMVに変更になったということもあり、これで完成まで、また遠くなってしまったのではないかと不安になったこともあります。
ですが、制作は着実に進んでおり、ついに、ツクールMV版の体験版が公開されたのです!
私はこの日をどれほど待ち望んでいたことか……。
予定は色々あったんですが、もうそれどころじゃない。
今年の冬休みは、ひたすらにトビデンの世界観に浸ることに決めました(笑)。
ネタバレ要注意な内容ですので、未プレイの方につきましては、できれば体験版を先にプレイして頂いた後、お暇があれば、見てもらえたら良いなと思います。
閲覧は自己責任で!
誰かの回想でしょうか。
大地の唄に限った話ではないのですが、本当に始まり方からして上手いんですよね。
プレイヤーの心を惹き付けると言いますか。
特にフリーゲームってのは、ダウンロードは無料ということもあり、ゲーム開始直後の演出こそが重要だと聞きます。
出だしで面白くなさそうだったら、幾ら素晴らしい内容だったとしても、プレイヤーの目に留まることはないのですから。
俺もクリエイターの端くれ、サークルDoorの見せ方には、参考にさせてもらいたい部分がたくさんあります。
これですよ(笑)。
この世界樹のCGを見たら、ちょっとこんなところじゃやめられないよね。
シリアスさも満点でさ……。
続きが気になっちゃうわ、こんなん!
本作のメインヒロインであるリィム。
明るく元気一杯の女の子。
主人公と同じハンガー課に所属している少女で、諸事情で一年留年しています。
制服が良いですなぁ(笑)。
学園が舞台であるため、本作には制服を着た女の子がたっくさん出てきますよ。
リィムはメインヒロインなので、顔グラも色々あり、優遇されています。
ハンガー課の試験の最中に、洞窟に落ちてしまった主人公達。
まずはここから脱出する必要があります。
今回もサークルDoor名物の二つ名が多数登場(笑)。
個人的には、トビデンで出てくる二つ名が、いつもいつも楽しみで仕方がない。
中二病感満載のもあるし、どんどん進めたくなってしまいます。
ゴブリン達に囲まれ、絶体絶命。
トビデンと言えば、やっぱりゴブリン(笑)。
トビデンの世界のゴブリンは、想像以上に強い(と言うか、メッチャしつこい?)ので、今回もたくさん活躍しそうですね。
風つばのイメージがあるので、ちょっと違和感があるけど、これがゴブリン。
風つばのせいで、ツクール2000の赤ゴブリンを見ると、どうしても頭の中にタメゴローが浮かんできてしまう(爆)。
こんなに誰かに心配してもらえるなんて、羨ましい学園生活やなぁ……。
俺も学園生活をやり直してえわ!
おおっ、風つばでお馴染みのキャラが出現!
因みに、第一の案内人も、風つばで出てきたキャラクター(テルレス)です。
過去作キャラが出てくれると、シリーズのファンとしては凄く嬉しい。
しかも、またしてもドリームホールに行くことができるとは……。
ドリームホールと言えばダグ、ダグと言えばドリームホールなのです。
ここでは色んなことができるのだ。
ここでサイドエピソードを見ることも、このゲームを最大限に楽しむためには、必須の行為さ。
ぶっきらぼうだけど、ハンガー課の生徒達を愛している、熱い漢のオルドリオ先生。
口汚いけど、こんな先生、俺は好きですわ。
主人公やリィムのように、俺も教え子になりたい(笑)。
あら、可愛い!
イベントCGのクオリティ、メッチャ高いんです。
正式版では、ドリームホールとかで、CG閲覧モードとかあるのかなぁ。
ところで、リィムに声優を付けるとしたら、やっぱりゆかりんが良いよね(笑)。
悪女を演じる少女、キサラちゃん。
いつも悪ぶってはみるものの、逆立ちしてみても、良い娘にしか見えないっていう……。
パーティーに加入するキャラは、全員が全員、個性豊かな人達です。
これもトビデン名物、図書館。
本棚で光っている本を読むと、モチベーションがアップしたり、物語や解説等を読むことができるのです。
単純に読むだけでも面白い。
世界の歴史に関する書籍を読むと、作者の伝次郎Jrさんが環境問題に詳しいことが分かります。
廃村の調査のイベントなんかでも、本当に良く知っているなぁと感心しました。
面白おかしいネーミングが色々あって、アイテムを集めるのも楽しいんですよね。
アイテムは各々99個までしか持てないのですが、割とあっと言う間に超えてしまいます。
ポーションとか投げナイフとか、敵がドロップし易いアイテムは、じゃんじゃん売ってしまいましょう。
意外と馬鹿にならない金が手に入ります(笑)。
トビデンは根本的にはシリアスな物語なのですが、普段はこんな感じのコミカルなシーンも多々あります。
リィムがキレッキレのツッコミを披露してくれることも多いです(笑)。
これが俺のお気に入りの一枚。
シオンとテア委員長のツーショットですね。
カナヅチのテア委員長を救ったシオン(今さらながら、主人公の名前です)というシーンですが、これを見ると、あまりにお似合い過ぎて、リィムがメインヒロインだということを忘れてしまいそうになります(笑)。
今回の体験版の時点では、テア委員長の見せ場は非常に少ないのですが、正式版では出番は増えるのでしょうかね。
これも可愛い(笑)。
けど、実は三年も留年しているフレイミル先輩(爆)。
そんなことを何にも気にしていないところが良いよね。
昔の体験版だと、ダンスによるパーティー強化が半端なくって、まさにチートクラスのキャラだった覚えがあるのですが、今回はちょっと調整が入り、残念ですが、弱体化してしまったようですね。
シオンも前は初期状態でファントムロンド(滅茶苦茶、強い攻撃技)を使えましたが、今回は新たに覚えさせなければならなくなってしまいましたしね。
まぁ、仕方がない……。
今回の敵サイドも、奇想天外な連中が勢揃い。
コイツ等は一体、何なんだって思っちゃいますよね。
話の続きが気になる要素の一つです。
一体、何が起こったのでしょうか(笑)。
ハンガー課は過酷な世界であるため、たまにはクラスメイト達と、こういった息抜きも必要でしょう。
世界樹、ふつくし過ぎんねん……。
ツクールMVで作り直しと聞いた時は、マジかと驚いたものでしたが、こういうマップの美しさを見る度に、あれは英断だったのだと再認識するのです。
本当にマップが綺麗で、各地を冒険するのが、楽しくて楽しくて仕方がない!
変な誤解はしないでくれよ?
リィムは世界樹の巫女なので、世界樹の種子を体内に入れ、各地のレイポイントを探す旅をしなければならないんだ。
こんなことでは、想像力豊かな君は持たないぞ(爆)。
見覚えのある少女だと思った貴方は、Door作品のコアなファンだと認定しよう。
俺達のライっちゃんが、大地の唄に登場だぁぁぁぁぁあああああ!!!!!
いや、ライっちゃんが大地の唄に出てくるってのは、サークルDoorのホームページで知っていたけれど、やっと出てきてくれたんだなって思ってしまう。
メインはシオンのパートなんだろうが、本作の第二の主人公がライっちゃんで、ドリームホールで切り替えができるようになる。
またルインハンターライチ、やりたくなっちゃうね。
ここでもしや……と思ったが、ライっちゃんとよっちゃんだけじゃなく、何とケーシーまで大地の唄に出てくる!
今回の体験版ではよっちゃんには出会えなかったけれど、ケーシー以外にも変わったキャラが仲間になります。
月の民の話も絡んできて、ライチ編もメッチャ続きが気になるよ。
ライっちゃんも第二の主人公と言われるだけあって、表情豊かな顔グラが用意されています。
ライっちゃんとケーシーのコンビ、可愛くて良いですよね。
風つばのルシアとアンナ、ルシアとティーアみたいに、ちょい百合展開も期待したいものです(笑)。
シオンに恋する美少女、寡黙な歌姫シーア。
ハンガーは危険と隣り合わせの日々なので、男性の方が多そうに思えますが、実際にはその逆で、むしろ女性の方が多いのです。
テリス(シオンの同級生の男子)が作中で、その理由について説明してくれていましたが、それはきっと、パーティーの男女比率が1:1とはならなかったことに対するこじつけですよね(笑)。
でも、イケメンの男子生徒も数名いるので、女性プレイヤーもきっと楽しめますよ。
敵サイドが気になり過ぎて困る。
鳥や獣の姿の敵も多い中、美女も数名いるようです。
どうやら危険な性質をしているようで……。
コイツは風つばのザードポジションかな(笑)。
ルックスは良いのに、どっか頭のネジがイってしまっている。
変なキャラが多いのが、楽しい要素の一つなんだけどね。
今回の行商人は、こんなに可愛い妖精さんだ。
しかも、その時その時で、オススメの商品をピックアップして購入させてくれる。
回復(有料だけど)もしてくれて、至れり尽くせりですなぁ。
これは卑怯で笑った。
マジでイカれた敵が多過ぎっしょ(笑)。
シオンやリィムには、たくさんの同級生達が味方になり、力になってくれるのですが、恐らく多くの同級生は、皆、過去に色々な事情があり、ハンガー課にきたのだと思います。
恐らく……と言うのも、今のところは数名の過去しか明かされていない状態だからです。
続きが気になるところですね。
フレイミル先輩とかラビィ(後輩の女の子)とか、あまり悲しい過去を持っていなさそうに見えるキャラもいますけどね(←分からんぜ?)。
ケーシーの立ち絵。
俺の中ではケーシーと言えば、ツクール2000のネコとキャロルだから、髪を緑に染めてしまったのかとか思ったりもするが、それを追求するのは野暮ってものだろう。
ケーシーが出てきてくれただけでも、私は嬉しいの。
今回、このギルガメス王ってキャラクターの名前が、図書館の本や物語の節々等で色々出てくる。
大昔の時代に生きた、ギルガメス王の消息は不明となっていて、ギルガメスの箱庭というアーティファクトの中に身を隠したと言われていたが……。
まさか、そのギルガメスの箱庭を、ライっちゃんが冒険することになろうとは!
喋る蜘蛛(笑)。
ギルガメスの箱庭は、何でもアリの別世界。
ただ、ギルガメスが楽しむためだけに存在している空間です。
そのため、喋る蜘蛛がいても、喋るモグラがいても、全くおかしなことではないのですよ(笑)。
滅茶苦茶、強そうな怪物。
幾つもの船を沈めてきた、恐るべき蟹の化け物です。
こういうとんでもない敵とも、風つばのルシアはたくさん戦ってきましたよね。
ルシアは今でも俺にとっての、目指すべき英雄像なんです。
な、な、な、こんなおっさんに立ち絵が!?!?!?
名前もおやっさんだし、何なんだと思ったら、何とパーティーインするとか。
しかも、戦闘では回復魔法も使えて頼りになるし、ストーリーでも頭脳派的で活躍するし、これは良いおやっさんだわ(笑)。
シオン編のテリスみたいに、参謀役的な立ち位置なのだろうかね。
出ました、全身金ピカの男(笑)。
雑草とか言ってくる辺り、やっぱりフェイトのギル様を意識されていらっしゃるのかしら?
個人的にはギルファクトを色々集めたい。
もし伝説王ギルガメスに声優を付けるとしたら、ここはやっぱり……セキトモさんで(爆)。
姉妹(義理だけど)でブラジオレを撃破するシーン。
カノがエルナのために天騎士に変身したところは、マジで感動する場面だった。
ずっと頑張ってきたエルナには、最後は幸せになってほしかったのに……。
新たな敵との遭遇。
姉さんのエクシアを返してと懇願するカノが可哀想だった。
悔しいことに、今回の体験版は、ここでお終い。
できればフィールドまで戻れて、頂いたお宝をゲットし、その後は先に進めなくても構わないから、行ける所は自由に冒険できるようにしてほしかったんだけど、確かにキリが良いところだったから、まぁ仕方ないかも知れない。
さて、テンションが上がり過ぎて、まとまりのない内容となってしまい、誠に申し訳ない。
とりあえず、体験版終了までプレイしたけれど、やっぱりサークルDoorの作品は、本当に偉大だと俺は思う。
つーか、こんなに面白いRPGは、市販の作品でも滅多にお目に掛かれないと思う。
最近はフリゲをプレイする機会も減ってきていて、今回は最新の大地の唄の体験版が公開されたと知って、久々にツクールゲーをプレイしたのだけれど、これはもう最高だと言わざるを得ない。
風つばのボリュームは半端なく、あれで全てのネタを使い尽してしまったと言われても、俺は仕方がないと納得するしかないと思うのだが、風つばの良さはそのままに、更に色々と物語もシステムもグラフィックも何もかも、進化していることが見受けられた。
夢中になって、キャラの強化や金稼ぎに励んでしまい、気が付けばプレイ時間は24時間をとうに超えていた。
本当に素晴らしい一時だった……。
制作は確実に進んでいることが確認できたので、ファンとしては、あとはもう待ち続けることしかできないだろう。
もしくはこうやって、トビデンの良さ、サークルDoor作品の素晴らしさを、伝え、広め、多くの人に知ってもらうことも大切だろう。
ルイハンの時代からのファンですが、あれからこれだけの長い月日が流れても、常に進化し続けるゲームを世に送り出す、そんなサークルDoorと、Door作品のファンであり続けたい。
俺は応援し続けますよ。
そして、いつか俺もDoor作品のような、本当に凄いRPGを、人々に感動を与える大作を、作れたら良いなと思う。
なかなか時間は取れなくとも、実際にこれだけのことをやっている先駆者が、この日本にいるのだからね。
サークルDoorは、永遠に俺が目指すべきクリエイターの姿だ。
それを再認識する出来事だった。